コンセプトである、自分用のメモという点に則ります。
先日、近畿運輸局 大阪運輸支局に出向いて、ユーザ車検を行いました。その忘備録です。
リンク先にはユーザ車検の受験方法というのがありましたが、ちょっと煩雑でしたが、ある程度参考になりました。
では、愛車の状態と説明から。
- 車種:スズキ GSX-R 600 2007年モデル。
- 状態:走行距離約3600km、ほぼドノーマル。(ヘッドライトだけソーラムのスーパーイエローに変更)
- 車検証
- 自賠責保険証書
- 有効期限内の納税証明書(運輸局でも再発行可らしい)
実際は、点検記録簿も用意していったのだけど、最終的には返却されてしまいました。
必要だったのかどうなのかは不明です。続きは、用意した後、実際に行なったことです。
事前準備
- 車検の事前予約
まず行わなければならないのは、車検の予約です。
2010年12月から始まった予約サービス。こちらで登録を行って
車検の予約を行いましょう。予約しなくても行けるとか書いてますが予約しておくのが確実です。
予約には車台番号が必要なので、予約の際には車検証を用意しましょう。
また、予約後にメールで予約番号が届きますので、控えておきましょう。(携帯に転送でOK)
- 愛車の整備
これも、当たり前のことですが点検記録簿に則り整備を行わなければなりません。
主な項目は、ランプ類(ヘッドライト、ブレーキ、ウインカー)や、ブレーキの効き、
タイヤ、ブレーキパットの磨耗などです。必要あればすべて行っておきましょう。
#このときヘッドライトもノーマルに戻しておくべきだったと後悔。
- 運輸局に車検を受けに行く
これで事前準備が整いましたので、運輸局に行くのみです。
運輸局でユーザ車検
- 各種書類の購入
現在大阪運輸支局では、大規模な改装工事が行われているため細かい建物の位置は、
変更になる可能性があります。(おかげでだいぶ迷いました)
まずは、検査に必要な申請用紙などを、自動車整備振興会の事務所で購入してください。
窓口は1番でした。「2輪の車検なんですけど・・・」と言うと、書類を売ってくれます。50円でした。
- 車検費用の収入印紙を購入
先ほどの窓口の隣(2番)で、「2輪用です」と伝え、
先ほど購入した書類の中にある「自動車検査票」を提出しましょう。
車検費用用の収入印紙を張ってくれます。値段は手数料300円 + `検査料1400円の計1700円でした。
- 自動車重量税の納付
次に、自動車重量税を納付します。隣の窓口(3番)に行き、
自動車税納税証明書(ピンクでした)を提出し、「2輪です」と伝えましょう。
重量税印紙を貼付してくれます。4400円でした。
- 自賠責保険の更新
いわゆる強制保険の更新が必要になります。これも隣の窓口(1段下がってる)で、
保険会社(あいおいニッセイ同和損保でした)のおねいさんが受け付けてくれます。
古い保険証書を提出し、更新をお願いします。14110円でした。車検の一番高い費用です。
- 以上で、自動車整備振興会の建物を後にします。
これ以上、車検自体はお金がかかることはありません。
合計車検費用は20,210円でした。
- 運輸局事務所にて書類の記入
自動車整備振興会の建物を出ると、右手に大きな建物があります。
この建物に入り、右手にある「ユーザ車検の方はこちらで書類を作成してください」
というコーナーがあり、こちらに書類の記載方法や、車検の受け方(ただし4輪用)のビデオ
が流れていたりします。以前この建物の2階でユーザ車検の相談などもできました。
- 書類作成の注意
記入しなければいけない書類は3枚で、「自動車税納税証明書」「自動車検査票」「継続検査申請書(OCRシート専用3号様式) 」でした。OCRシートは鉛筆でそれ以外は
ボールペンで記入するように注意書きがあります。特に難しいことはありません、
車検証を見ながら間違えずに記入します。このとき「自動車検査票」の右上に事前予約した
予約番号を記入するところがあるので、忘れずに記入しましょう。
- 車検の受付
同じ建物内の11番窓口(だったと思う)で、車検の受付を行ってくれますので、先ほど作成した書類、自動車税納税証明書、更新した自賠責保険証書を提出しましょう。
この時に車検予約番号を照らし合わせていました。記載していなかったら混雑状況に
より受け付けてくれないのかもしれません。また、書類に不備があれば、ここで教えてくれます。すべて問題なければ書類を返してくれますので、書類作成は終わりです。
- ライン検査場に移動
予約は、14:30からだったのですが、書類作成後そのまま検査場に行ったら
すぐに検査できました。かなり空いていたいたからか、
検査場に検査官がいなかったので他のバイク屋さんが呼びに行ってくれました。
検査場の場所はずらーっと並んでいる自動車の検査場とは別で、少し離れた位置にあります。(地図をもらえるのでそれを参考にしましょう)
- 検査
ここでやっと検査です。ヘッドライトはHIビームにしておきましょう。
あいにくの雨だったので怖かったのですが、検査官の指示通り
前輪ブレーキの検査、後輪ブレーキの検査、ヘッドライト光軸検査、ウインカーなどの検査が
行われます、また、各部ねじの緩み等も検査されました。
他のバイクは音量の測定などもされてましたが、ノーマルなのでそれは行われませんでした。
が、なぜか排ガスの検査だけはされました。(新しいから?)
ノーマルなので通らなかったらどうすればいいんだろうと一瞬頭をよぎりましたが大丈夫でした。
(ちなみにGSX-Rk6,k7の750は国内で認定が取れないくらい暴れん坊で、
同じエンジン、車体の600もギリギリらしいです。)
検査後、書類を渡して押印してもらいましょう。
- 検査失敗
本来ならここに来ないことが望ましいのですが、うちのバイクは平成19年式で、
「ヘッドライトのロービームが黄色いのがOKなのは17年式まで」という理由で
再検査を受けることになりました。「ヘッドライトの色だけ換えてきて」といわれました。
当日であれば16時まで再検査を受けることが可能だそうです。
ヘッドライト球は怪しいかな?と思っていたのでノーマルを持ってきておいて正解でした。
また、自動車などではヘッドライトにガムテープとか張ってごまかしている人がいたので
それでもよかったのかもしれません・・・
一番の鬼門である、光軸の検査に引っかかった場合、素人がその場でさっと合わせるのは
至難の業なので、素直に近所のバイク屋やテスター屋に持っていったほうが賢いそうです。
(もちろんその際はお金が余分にかかります。)
- 再検査
最初に検査を受けるのはガラガラだったのですが、再検査時にはそこそこ待ち時間が
ありました。自分の番に来て色々検査を始めようとするので「先ほどヘッドライトの色を
指摘されたものですが」と伝えると検査をやめて色だけOKをもらって無事車検通過しました。
- 車検証の発行
無事車検が通過したので、先ほどの建物に戻って、7番窓口(だったと思う)に
書類を提出し、車検証と車検シールをもらって車検は完了です。
何度か運輸局(癖でついつい陸事と言ってしまう・・・)には、行っているのですが
やはり工事中ということもあり、ころころ建物が変わっていて色々迷いましたw
この問題は、工事さえ終わればなくなるでしょう。
あと、やはりプロの方が多いので殺伐としているので
引っかかったりすると気を使う場面はありますがw
基本的には、窓口の方が色々教えてくれるので自分でできないということはないでしょう。
自動車はほんとに長蛇の列です。目視ですがライン検査のために
常に100台近く並んでるように見えます。
ただ、バイクに関しては数が少ないのでそこまで待つこともありませんでした。
自動車はさすがに自分で出す気がおこりませんでしたが、(安いしね)
バイク屋に車検を出すと5万円くらいかかることを考えるとバイクは
次回も自分で車検を受けると思います。こまめなメンテナンスさえしていれば大丈夫!
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